一番近くにいる人を大事にする

家で仕事をしていると、つい家族にあたってしまう。

直接あたっていなくても、不機嫌なオーラを出しているだけで、それはあたっていることになる。

 

対人関係療法によると、一番身近な人を大事にすることが重視されている。

一番身近な人が一番大切な人だから、その人に不快な思いをさせて嫌われるようなことがあってはならないのだ。

つい、一番身近な人に甘えてしまうけど、その時はその時に適したコミュニケーションを取る。難しいけど。

 

『アイツが・・してきた』と憎むべき相手を主語にした時点で、頭が沸騰しそうな感じ。これは完全に相手に気持ちを支配されてしまってる。

 

主語を自分にしてみると、『私はアイツに・・されて、』となり、続けて自分の気持ちを言えそう。そこでひと呼吸置けて、冷静に頭で考えられそうな感じ。自分で自分の気持ちを支配している。

 

こうすると、アンガーマネジメントとも共通するところがある。

怒りを伝えるときは、『私はこう思う』と伝えると相手にとって良いみたい。

確かに『あなたは・・だ』と言われるとカチンとくるが、『私は・・と思うから、こうしない?』とか言われたら、素直に聞けそう。

 

こんなこと今まで誰も教えてくれなかったけど、こういうコミュニケーションのコツなるものが浸透していくと、パワハラが減らせるんじゃないかと思う。